Windows 8 は、最新のテクノロジーに対応しつつ、従来の PC で行っていた、インターネットやメール、年賀状作成、写真の管理などの作業を、今までと変わらない操作で安心してお使いいただけます。指で操作できるタッチ操作にも対応していますが、従来のキーボードやマウスでも快適にお使いいただけます。
Windows 8 を起動するとタイル状のボタンが並ぶ「スタート画面」が立ち上がります。今まで Windows XP で行っていた文書作成や表計算、ファイルの操作などを行うには「デスクトップ」と書かれたボタンをクリックするれば、デスクトップ画面が起動します。
デスクトップ画面では、Windows XP とほとんど変わらない操作で、従来の PC 作業が可能です。
デスクトップ画面では、Windows XP とほとんど変わらない操作で、従来の PC 作業が可能です。
従来と変わらない操作で作業が可能な Windows 8 のデスクトップですが、その操作性は格段に向上しています。左下の [スタート] ボタンはなくなり、デスクトップ上のショートカットや、タスクバーに"ピン留め"したアイコンから、必要なアプリケーションを一瞬で起動できます。さらに、ピン留めしたアイコンを右クリックすれば、最近利用したファイルを「ジャンプリスト」に一覧表示できます。クリックすればファイルを素早く読み込んで編集したり、Web ページを表示したりできます。従来の Windows の使いやすさはそのままに、ユーザーが快適に作業できる様々な工夫が盛り込まれています。
WIndows 8 のデスクトップ画面によく使うアプリケーションを「ピン留め」するにはスタート画面で登録したいアプリケーションを一覧で表示し、右クリックして選択、画面下のメニューで [タスクバーにピン留めする] をクリックします。ピン留めしたアプリケーションはタスクバーにアイコン表示され、必要なときにすばやく立ち上げることが可能です。
Windows XP でファイルを検索するには、[スタート] メニューから [検索] を選び、検索ウィンドウでキーワードを入力する必要がありますが、検索スピードが遅く、決して快適とは言えませんでした。検索結果についても Windows XP はファイルの中身までは調べてくれません。一方、Windows 8 では、スタート画面の検索ボックスから、ファイル、アプリ / ソフトウェア、各種設定などのあらゆる情報を高速に検索できます。ファイルの中身も調べてくれるので、わずかなキーワードを使って目当てのファイルやアプリ / ソフトウェア、必要な設定をすばやく確実に見つけられます。しかも、検索スピードは高速化されており、1 文字入力するごとに検索結果が絞り込まれるので、ストレスを感じることはありません。
Windows XP でインターネット接続する際には、ウィザードが用意されていたものの、細かい設定が必要な場合が大半でした。
Windows 8 ではインターネットの接続がとてもシンプルかつ簡単になっています。有線の場合、大抵はケーブルをパソコンにつなぐだけで、インターネットにつながります。最近便利な WiFi などの無線 LAN 環境も Windows 8 が自動的に接続先ネットワークを見つけてくれるので、あとはパスワードを入力するだけでインターネットが利用できます。Windows 8 なら、誰でも簡単に、そして安全にインターネットを活用することができます。
これまで Windows に搭載されていたセキュリティ対策ソフトウェア Windows Defender は、PC に危害を加えるマルウェアの中でも、ユーザーに無断で PC の操作を行ったり、情報の収集などをする アドウェア、およびスパイウェアにのみ対応するものでしたが、Windows 8 搭載のバージョンでは Microsoft Security Essentials と統合され、PC に危害を加えるウイルスやルートキット等の検出を行うアンチ ウイルス ソフトウェアとしての機能も実装され、さらにパワーアップをしています。
また、SmartScreen フィルターを備えた最新の Internet Explorer は、詐欺サイトや悪意のあるサイトによるデータ、プライバシー、ID の悪用からユーザーを保護することによって、より安全な Web ブラウズおよび電子メールの利用を実現します。Windows 8 では、さらに安心して PC をお使いいただけます。
Windows XP では、マイピクチャのフォルダーで写真の管理ができましたが、検索性が充分ではなかったり、異なるフォルダーに別々に管理されていたりして、お目当ての写真を探すのに時間がかかる場合がありました。Windows 8 なら画像をもっと便利に、楽しく活用できます。たとえば、ピクチャ フォルダーの表示方法の切り替えや並べ替えがとても簡単になりました。
さまざまな最新技術に対応し、最高の操作性とパフォーマンスを実現した Windows 8 ですが、これまでの Windows アプリケーションとの互換性にも十分配慮しています。まず安定した動作で定評のある Windows 7 をベースに設計されているため、Windows
7 で動作するアプリケーションや周辺機器は問題なく動作します。Windows XP で動作していた古い周辺機器やアプリケーションは、万一、正しく動作しない場合に備えて、Windows XP と同じ環境でアプリケーションを動作させる「互換モード」という特別なモードも用意しているため、これまで周辺機器
周辺機器やアプリケーションが無駄になることはありません。
マイクロソフトでは、ソフトウェアンや周辺機器の Windows 8 への対応状況をまとめた「Windows 互換センター」をご用意しています。ソフトウェアは「ゲーム」や「ビジネス & ホーム オフィス」、周辺機器は「カメラ写真」「ディスプレイ」などのカテゴリごとに分類され、個々の製品を検索して互換性を確認することも可能です。Windows
8 との互換性が気になるソフトウェア、周辺機器がある場合は、ぜひ事前に Windows 互換センターでチェックすることをおすすめします。
Windows 8 では、今まで説明したように操作画面が進化しただけではなく、PC の性能を引き出すための様々な改良が行われています。PC 自体を快速にお使い頂けるように起動やシャットダウンを高速化。Windows XP と比較してみると、同じハードウェア
スペックの場合でも、起動時間は約 2.8 倍、シャットダウン時間は約 1.5 倍も高速化しています。最新の PC では Windows XP 当時の PC に比べ、さらにハードウェア仕様が進化しているため、実際この差はさらに大きな違いとなって体感できるでしょう。
Windows 8 に搭載されているブラウザ Internet Explorer 10 は Windows XP 発売時に搭載されていた Internet Explorer 6 に比べ、主要サイトが約 4 ～ 7 倍も高速に表示できました
*。
*Windows XP: Celeron M (1.30 GHz) プロセッサー搭載の PC、Windows 8: Core i-3-3217U (1.80 GHz) プロセッサー搭載の PC を利用
*Windows XP: Celeron M (1.30 GHz) プロセッサー搭載の PC、Windows 8: Core i-3-3217U (1.80 GHz) プロセッサー搭載の PC を利用
アドレス バーと検索ボックスがひとつにまとまっており、目的の Web サイトへの移動もスピーディに行えます。さらに Windows 8 のスタート画面やデスクトップにお気に入りのサイトを「ピン留め」しておけば、ボタン 1 つで目当てのサイトを確認できます。
Windows 8.1 デスクトップ画面での操作方法についてさらに詳しく知りたい場合は・・?
「Windows XP ユーザーのための Windows 8.1 デスクトップ早わかり簡単ガイド (pdf)
高解像度 約 9 MB / 低解像度 約 3.23 MB」をダウンロードしてご活用ください。
新しい Office では、Windows 8 に最適化された新しい機能と、やりたいことがすぐ見つかる洗練された操作画面を備えつつ、従来の文書作成や表計算、プレゼン資料作成は変わらず安心してお使いいただけます。Office 2003 で作成した文書やファイルをそのままご利用いただける、互換機能アドオンもご用意しています。ぜひ最新の Office を体感してください。
