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サントリーのペットボトルは、○○から出来ている?!

皆さん、サントリーが使用するペットボトルの一部は「回収されたペットボトル」から作られていることをご存知でしたか?

サントリーは、今年の4月、お客様に親しみやすいネーミングでリサイクルをもっと推進していこうと、リサイクル素材や植物由来素材を100%使用したサステナブルなペットボトルを「またあえるボトル」と命名。
,「ペットボトルは適切にリサイクルされることによって、何度も循環する資源である」ことをお伝えし、リサイクルを推進する活動を行っています。

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サントリーはペットボトルリサイクルに関する様々な取り組みを行っていますが、今回は、サントリー製品に使われている「ペットボトル」の技術開発担当 小笠原よりご紹介させていただきます。

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サントリーのペットボトルリサイクル取り組み

2011年、サントリーは業界に先駆け日本で初めて、使用済ペットボトルからペットボトルを再生する「ボトル toボトル」リサイクルシステムを導入し、実用化を進めてきました。
また2019年には、“2030年までにペットボトル100%サステナブル化を目指す”という高い目標を掲げました。

私の業務

私はペットボトルの100%サステナブル化に向け、ペットボトルのリサイクルシステムが将来にわたって続いていくように、リサイクル工程における安全性を評価する仕事に携わってきました。

私にとって、リサイクル工程の各設備の役割や機能を深く理解することは当然必要なことですが、それだけでなくリサイクル率の向上のためには、評価結果の理論的な裏付けまで考察することが大切と考えています。そのため、まずは現場に赴き設備や工程を確認し、現場の技術者とのディスカッションを通して、理想的なリサイクルシステム構築に向けた適切な評価方法などを考えていくようにしています。
専門知識を必要とするので、エキスパートとしてペットボトルリサイクル推進を牽引できるよう、勉強しながら、チャレンジングな日々を過ごしています。

現在、日本だけでなく、世界中でペットボトルリサイクルが注目されています。世界の環境課題に少しでも貢献できるよう、私は担当業務を通じて得た経験や知識を活かし、今後グローバル視点での技術展開ができるよう、日々取り組んで参ります。

(軽い)ボトルタワー①

最後に

4月13日「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」のリニューアルに伴い、使用するペットボトル素材を、すべてリサイクル素材100%ペットボトル「またあえるボトル」に切り替えました。

ボトル to ボトルリサイクルによってできた「またあえるボトル」は、科学に基づき安全性が証明されているので、皆さま安心してお飲みくださいね。そしてこれからも、お飲みになったあとはリサイクルへのご協力をよろしくお願いいたします!

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